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Channel: 彫物名鑑 小松堂
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2015上半期 社寺彫刻 総決算 その3 徳兵衛編

入母屋と唐破風屋根を組み合わせた社型(社殿風)または、大和型太鼓台の彫物には、相野徳兵衛によるものが多く残っているが、神社の本殿にもこの徳兵衛の手によるものが多くある。(事代主神社)(事代主神社)(勾田春日神社)(勾田春日神社)(八剱神社)(八剱神社)(萬福寺)(萬福寺)(祝田神社)この他、拝殿側から観た(覗いた)ところ、あと数件の徳兵衛さんと思われるものが確認された。なお、上半期において「銘」が確...

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二条城の彫物

二条城の唐門をくぐると表玄関の‘車寄'と呼ばれる玄関がある。この面に彫物が4点ある。まず、正面中央蟇股に赤に彩色された唐獅子。中央の欄間の左右に、三つ葉葵の紋を模して縁取りその内に‘錦鶏'の瑞鳥の彫刻。中央の欄間には、五匹の‘鸞'。この‘鸞'の彫刻欄間、私は国宝級の彫物と見てもよいのではと思う。外装面では、この玄関以外での彫物はなく、二の丸御殿内には、花鳥物の欄間など多く装飾されている。‘遠侍’と呼...

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太子町界隈 前編

ここは、まだ太子町へ訪れるまでの河南町。彫物は、龍と獏鼻の三点セットのみ。(大念寺...

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2015上半期 社寺彫刻 総決算 その4 特別編

これは‘凄い'と思わせる彫物に出くわすことがある。この脇障子も大胆な構図で、今にも迫ってくる勢いのある彫刻ではないか。(八坂権現)こちらは、あっさりとした彫刻絵馬額。長寿を願う浦島太郎伝説。(博西神社)ここの山門の龍の彫物、眼に那智黒石のようなものが入っている。かなり古そうに思われる。(西念寺)ここのお宮さんの龍も勢いがあります。(郷社月於神社)この獅子鼻、明治後半の‘小松'のように見えるのですが・...

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太子町界隈 中編

前回に引き続き…、科長神社の本殿、この本殿にも色々な彫物がついている。(科長神社本殿)正面の彫物この龍を見れば・・・、おっと、鳳凰の彫からして‘彫又’さんだ。本殿側面の彫物獅子鼻獏鼻前回の迎接院のものと類似。孔雀決定的な唐獅子の彫物!おっ、これはこれは、‘又兵衛’さんに間違いないぞ!。<余談>訪問先で‘イヌ’に吠えまくられること、数多くあり。いかにも不審者の如く、たいへん気分が悪い。まあ別の見方では...

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太子町界隈 後編

太子町と言えば、聖徳太子の御廟のある‘叡福寺’。境内はかなり広く、西方にそびえ立つ多宝塔が目に付きます。(叡福寺)この‘多宝塔’、塔と呼ばれる建築のなかで一番シンプルで非常に美しい造形美である。この多宝塔にも、彫物が・・・、承応三年(1652年)の建立こちらは、聖徳太子の御廟。(御廟)切妻の屋根二層と唐破風の組み合した縦配列の構造となっている。懸魚の菊、麒麟、龍、獅子鼻と延享三年(1746年)の阿弥...

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平野 界隈 前編

大阪市平野区(平野郷)には多くの寺院が残っているが、彫物装飾の施されているのは、ここ大念佛寺のみ。大念佛寺霊明殿の彫刻は、以前にちょくちょく紹介しているので、またの機会にしたいのだが、数日前、平野郷での最大の夏祭りが行われた。(大念佛寺霊明殿前門)(霊明殿前門)(霊明殿前門蟇股)(大念佛寺本堂)(流)(流)‘小松’の十八番というべき源平もの「義経の八艘跳び」(流)シカメの『弁慶」残念ながら、彫物師の...

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平野 界隈 後編

この服部さんの鳳凰は、かなり細かく彫られています。もとこの場所にあったものではないと思いますょ。(西脇)おきまりの服部さんの麒麟です。(西脇)(背戸口)この獅噛、弥三郎さん・・。(背戸口)この他の彫物、残念ながら提灯と飾りに隠れてみることができない、 あ~ん!。トラックに乗せてだんじりが登場しました。(泥堂)(泥堂)...

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生野までのその辺界隈 その1

新家 菅原神社梅にウグイスの懸魚(新家 菅原神社)拝殿上にこのような懸魚がありました。来週の夏祭りのポスターがありました。(新家)御厨天神社寛政九年(1797年)の狛犬(御厨天神社)拝殿奥にあった蟇股(御厨天神社)元々この場所にあったものではないと思いますが、なかなかいい親子の唐獅子です。 very...

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生野までのその辺界隈 その2

さて、これは先代鶴橋だんじりの雄姿。このだんじり、大阪市内のだんじりでベストに入れたい彫物だが、なぜ解体されたのか・・・。もうひとつ、不可思議なところ。正面懸魚には、‘松に鷲と猿'、桁隠しには、‘松に猿'と・・・、片方の桁隠しと思われる彫物には、妙なものが付いている。これ、修験道のような天狗のような・・・、また別の場所の彫物かと思っても見たが、対になるところがなく、しかも応龍の懸魚の横、桁隠しの龍が...

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生野までのその辺界隈 その3

猪飼野のだんじり獅噛を見れば、『彫清』さん!。龍の彫も『彫清』さん!。岡のだんじりこの獅噛は「友」さんか「亀」さんか?。...

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生野までのその辺界隈 その4

田島のだんじり『彫清』を伺えるだんじりだが、・・・。おっと、まった・・・、新旧の彫物の入れ替わりが・・・。獅噛三枚とも、彫清のレプリカであった。龍の顔は、当初のもの。オリジナルの獅噛といえば、22年前の写真をアルバムから引っ張り出してきた・・・。コレだ!。(正面)(後面)オリジナルは、さすがに威厳がある。正面のものは、先代(二代目?)の容貌に近く、後面は三代目の容姿である。大東市にもこの『彫清』さん...

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ここにもあった『彫清』さん 新家編

今日、25日は新家地区での夏祭り。このだんじりの彫物は、何と何と『彫清』さんでありました。獅噛は、外目になっているせいか、いつもの彫清さんよりもパンチが少々足りない。縣魚は、弁慶と牛若丸の三条大橋の出会い。その奥の車板には、‘鷲と猿’が・・・。一般に大きな龍の彫物を付けるのが普通だが、ここではたいへん珍しいシークエンス。もとは、懸魚として使われていたとも思ってみたが、それにしてもあまりにも大きすぎる...

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東淀川 界隈 その1

淀川の北岸に広がる東淀川区、ここに‘小松’さんと‘相野’さんがおりました。ここのお宮さんにも彫物が…。(柴島神社)フニュ~と飛び出た獅子鼻。縣魚の鳳凰?は正面翼開き、金網で良く見えない。彫物師不明夏祭りに曳かれるミニだんじりがシートにくるまれていました。シートを潜って、ちょっと失礼・・・、そこには古風的な彫物が・・・、初代ゴジラのような獅子鼻、彫物師不明。ここのお宮さんに‘小松’さんがおりました。(...

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東淀川 界隈 その2

<東淀川で見た唐門>ここのお寺さんの山門を見て、びっくり仰天!。正しく、‘唐門’!。(善隆寺)この建造物はすばらしい、だが材質は、ほぼ鉄筋コンクリートであった。彫刻類も漆喰のようなもので造られている。獅子鼻もご覧の如く天蓋に、龍の彫刻まであった。門扉は・・・、おっと、どこかで観たような‘鯉の滝登り’。そう、この部分は京都豊国神社の門のコピーかとも思われる。<またまた伊兵衛さん!>(教徳寺)この龍は、...

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東淀川 界隈 その3

<山門にいた力神>(瑞松寺...

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相野徳兵衛直信さんの謎 ?

昨日、またまた徳兵衛さんにお逢いすることができました。今度は、鐘楼の彫物。(徳融寺)何やら由来のある鐘楼堂で、由来書きによれば落慶法要が明治28年となっている。 鐘楼堂内部に、お布施された方のお名前がずらりっと書かれているが、彫刻師の銘も・・・。彫物は、四面とも‘龍'である。龍の彫物は、奈良方面の神社本殿などの蟇股でよくみられる簡素化な顔姿。『相野徳兵衛直信...

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いったいコレは何・・・? お地蔵さん編

何気なしにたたずむお地蔵さん。表には、何やら唐獅子の彫物が・・・。その下に鬼板のようなものもついている。ちょっと失礼して中を覗けば・・・、おっ・・・、龍の彫物が、、、外回りを見れば、 梅にウグイス?の欄間・・・、それに、獏鼻と獅子鼻が・・・。おまけに、唐獅子の体を柱がぶち抜いている・・・。もともと、お堂に使われていたとも思えず、コレは、祭りに曳かれるだんじりのようなものでしょうか?...

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いったいコレは何・・・? 会館編

ある会館にあった彫物!うむ・・・、これは、「天の岩戸」でしょう!これは、神功皇后と竹内宿祢プラス応神天皇でしょうか。これは、スサノウノ尊の大蛇退治・・・。彫物師不明図柄の内容ではないのです、この会館の玄関飾りのために作ったのではなく、彫物の大きさから、たぶん太鼓台の彫物なのでしょう?それにしても、あと一枚は、、、、?

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大東方面にみる『彫清』 その1

大東方面にも多くの『彫清』がある。東諸福地車御領地車の屋根廻り深野北地車の半分氷野地車これらの地車は、‘本家’筋の彫で、獅噛の彫は、足甲が盛り上がり、ごつごつし、いかにもいかつい形相となる。下記のものは、年代からほぼ三代目の彫清の獅噛である。(腹見地車...

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