大阪市平野区(平野郷)には多くの寺院が残っているが、彫物装飾の施されているのは、
ここ大念佛寺のみ。
大念佛寺霊明殿の彫刻は、以前にちょくちょく紹介しているので、またの機会にしたいのだが、
数日前、平野郷での最大の夏祭りが行われた。
(大念佛寺霊明殿前門)
(霊明殿前門)
(霊明殿前門蟇股)
(大念佛寺本堂)
(流)
(流)
‘小松’の十八番というべき源平もの「義経の八艘跳び」
(流)
シカメの『弁慶」
残念ながら、彫物師の特定はできないが、明治期後半の作とみる。
(馬場)
(馬場)
この唐獅子、明治後期の小松の獅子。
(馬場)
おっと、こんなところに‘岡村’さんがいてました。
さすがの彫ですなぁ!。
(馬場)
金綱の下から垣間見た龍は、
何と‘小松源助’さん・・・。
爪の形状をみないと、八代か九代目か判断しがたいが・・・。
なお三枚板部や泥幕の武者は‘小松’の彫ではないような?
(西脇)
この獅噛は、素晴らしい出来栄え。
‘服部’さんというより、ほぼ赤金さん作と見る。
(西脇)
(西脇)
三枚板の「富士の巻き狩り」、シカメの唐獅子は、服部清七さん。
(西脇)
(西脇)
この桁隠しの唐獅子は、小松さんのようです。
つづく・・・。