Quantcast
Channel: 彫物名鑑 小松堂
Viewing all articles
Browse latest Browse all 446

平野 界隈 前編

$
0
0
大阪市平野区(平野郷)には多くの寺院が残っているが、彫物装飾の施されているのは、
ここ大念佛寺のみ。
大念佛寺霊明殿の彫刻は、以前にちょくちょく紹介しているので、またの機会にしたいのだが、
数日前、平野郷での最大の夏祭りが行われた。
イメージ 1
(大念佛寺霊明殿前門)
イメージ 2
(霊明殿前門)
イメージ 14
(霊明殿前門蟇股)

イメージ 3
(大念佛寺本堂)

イメージ 4
(流)
イメージ 5
(流)
‘小松’の十八番というべき源平もの「義経の八艘跳び」

イメージ 6
(流)
シカメの『弁慶」
残念ながら、彫物師の特定はできないが、明治期後半の作とみる。


イメージ 7
(馬場)

イメージ 8
(馬場)
この唐獅子、明治後期の小松の獅子。

イメージ 9
(馬場)
おっと、こんなところに‘岡村’さんがいてました。
さすがの彫ですなぁ!。

イメージ 10
(馬場)
金綱の下から垣間見た龍は、
何と‘小松源助’さん・・・。
爪の形状をみないと、八代か九代目か判断しがたいが・・・。
なお三枚板部や泥幕の武者は‘小松’の彫ではないような?

イメージ 15
(西脇)
この獅噛は、素晴らしい出来栄え。
‘服部’さんというより、ほぼ赤金さん作と見る。

イメージ 11
(西脇)
イメージ 12
(西脇)
三枚板の「富士の巻き狩り」、シカメの唐獅子は、服部清七さん。

イメージ 13
(西脇)

イメージ 16
(西脇)
この桁隠しの唐獅子は、小松さんのようです。

つづく・・・。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 446

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>