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Channel: 彫物名鑑 小松堂
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2017新春 京都左京区界隈 その2

石川丈山(家康の家来)ゆかりの寺詩仙堂嘯月楼嘯伏見城遺物‘獅子の仔落し’増都(獅子おどし)本願寺北山別院の唐門(大正九年造)彫物は、この龍のみ。浄土院の蟇股浄土院の象鼻法然院狛犬北白川天神社大豊神社ここのお宮さんには、いろいろな狛犬ならぬ狛○がいる。狛猿(三番叟風)狛鳶狛鼠狛鼠狛狐哲学の道哲学の道から光雲寺のながめ哲学の道にいたネコ神霊なパワーがみなぎる瀧宮神社熊野神社熊野神社拝殿 (京都の彫師)八咫?

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彫物アーカイブ その8 彫物師 柳原源兵衛 

数年前に情報を得た彫物師...

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彫物アーカイブ その9 大工方 櫻井鉄次郎

櫻井系統の彫に出逢ったのは、ほとんどないが、彫物師というより‘大工方’の名称で書かれているのが興味深く思われる。明治三十一年十月新調 奉納大阪福壽講とあるからほぼ、義國一門には違いなかろうか?

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宇治界隈 その1 平等院

宇治と言えば藤原頼通ゆかりのお寺、平等院がある。平等院鳳凰堂近年の大修理により、新築のように甦った。みなさんもご存知のように10円硬貨に描かれているあの建築物、それが、この平等院鳳凰堂である。鳳凰が翼を広げたようなお堂、阿弥陀堂なのでこう呼ばれている。もちろん鳳凰は、屋根の上に鯱尾のごとく君臨する。この鳳凰も1万円札の画に使用されている。鳳翔館(宝物殿)には、この鳳凰の先代や阿弥陀堂の壁面に懸けられ...

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宇治界隈 その2 三室戸寺

ここのお宮さんには、私好みの彫物があった。縣神社だが、肝心の龍の頭がな~い!観たところ浪花の彫師のような彫、トホホ・・・。三室戸寺本堂 文化二年(1805年)の再建蟇股懸魚象鼻手挟み 牡丹三重塔何故か、ヒヨドリが高欄に止まった。狛犬ように置かれている福徳兎宝勝牛口の中の牛玉の観音様に触れると開運に恵まれるという。不動水舎の龍同...

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宇治界隈 その3 興聖寺・萬福寺

宇治川の北岸にある興聖寺ここまで来れば、うじゃうじゃと訪れている外国人から解放され、観光地化された大型寺院と一風異なる静寂さと閑雅さがある。竜宮門 (天保期)その蟇股玄武亀と蛇の頭がない!麒麟?麒麟? 庭園ここは、宇治で壮大な寺院 萬福寺 総門日本建築にない中国風の三門...

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宇治界隈 その4 萬福寺

禅宗系のお寺さん、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三門や本堂の各諸堂には、花鳥ものや霊獣などの装飾された彫刻類いっさい施されないが、何とここに‘龍’が三匹いた!三門の扁額隠元禅師墨蹟の「黄檗山」と書かれた、この廻りの彫刻。三匹の龍がこれを見守っているようだ。法堂禅宗様式、黄檗山では高欄も‘卍くずし’となる。開山堂円窓禅宗寺院や茶室に用いられる窓、私は、「円相」の意もなしていると思われる。鳴り物禅宗寺院に必ず...

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洛北界隈 その1 神光院

京都の洛北には隆盛な寺院は少ないが、何かひっそりとした佇まいを味わえる。雪が残る上賀茂神社朱塗りの楼門は修理中何か彫物がほしい唐破風!かってのおみくじと言えば、六角形の木筒を上下に振って番号の書いたヒゴを取り出したが、最近は、十二支などのかわいいマスコットキャラクタのようなものの中に入っている。中央のヤタガラスのおみくじは、社のオリジナル。目つきの悪い黒ペンギンのようだが、実はヤタガラス。二葉姫稲荷...

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洛北界隈 その2

ここは洛北の西域、ほとんど観光客のいない静寂な佇まい。正傳寺庫裏本堂 中央 (伏見城の遺構 御成殿)ちよっとかわいい鬼瓦があった京都の寺院は、何といっても庭園が魅力である 霊源寺 一様院 招善寺 源光庵亀 源光庵楼門本阿弥光悦のゆかりの寺 光悦寺 鐘楼何と屋根が茅葺!光悦寺の石畳(萬福寺風)吉野太夫(二代目)ゆかりの寺常照寺細工人 権兵衛の兎の鬼瓦...

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洛中界隈 その1

洛中といっても、ここは洛北の南、鐘楼に彫り物があった。正覚寺迦陵頻伽?本堂の龍同獏鼻 (京彫)三門の蟇股獏 山門の棟下にこような蟇股の彫刻を入れることが多くある。千本えんま堂肝心のえんま様は、ビニルシートの障子でみえなかった。牡丹の彫物?雨宝院の獅子鼻本隆寺山門近代の彫刻、まさにゾウ鼻とライオン鼻!浄福寺西陣釈迦堂の龍 宝暦六年(1756年)再建同 獏鼻浄福寺 朱塗りの鐘楼同...

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洛中界隈 その2

ここは、たくさんの桜が植えられている立本寺もうふた月もすれば満開となるでしょう!本堂 (享保三年 1743年再建)本堂正面の獏鼻北面の象鼻虎唐獅子何かわからない‘注意’龍念寺獏鼻親子唐獅子導故寺山門の鳳凰松並木の参道法華寺象鼻蟇股の龍(京彫)回向院山門の龍本堂の唐獅子北野天満宮上七軒のおどり絵馬社牛さんの絵馬脇障子のような絵馬額 (催しの幕で見られなかった)関羽風の容貌の道真公?三光門扁額の龍

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島津製作所創業記念資料館

ここは京都中京区にある島津製作所創業記念資料館島津製作所資料館がずいぶん前からあると聞いていたが、先月、ようやく訪れることができた。島津製作所といえば、小中高等学校などの理科教育・実験などの理化学機器にたいへんお世話になったが、分析化学などの計測器、レントゲンなどの医用機器、バイオ科学や航空機器など環境問題や医療、あらゆる産業の多方面にわたって研究開発を行っている事業所です。展示物は創業当時の理化学...

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洛中界隈 その3

ここは平安時代、天皇御遊の庭園として、四季折々の行事が行われてきたところである。神泉苑カレンダーやポスターで見られるような非常に美しい庭園である。善女龍王社と名物のアヒルさん3羽 龍頭の遊覧船 弁財天堂の獅子鼻 (京彫) 弁財天堂の鬼瓦・・・・ナマズ! ナマズに乗った弁天さんの絵馬 来迎寺山門の唐獅子長香寺の象鼻善想寺の鼻の短い獏鼻これより、京彫の獏鼻...

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大阪城界隈 その1

大阪城界隈といってもこの辺り、第二次世界大戦中、空襲の集中爆撃を受けたところ。北側に大阪砲兵工廠(軍需工場)があったので、B29からの爆撃目標として、この大阪城を目印とされてきた。大阪のシンボルとして親しまれてきたが、今は高層ビルの陰にひそめ、大阪環状線京橋駅~天満駅間の眺めも、わずかのビルの隙間しか見えなくなってしまった。でも、間近で観れば、この壮大な迫力!これが400年ほど前に建てられたとは・・...

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大阪城界隈 その2 御座船だんじり1

以前は大阪城にあった博物館に置いてあったが、今は馬場町の大阪歴史博物館9Fにある。ストロボ撮影は禁止なので、だいぶブレ気味の撮影これは、もと住之江区安立町にあった御座船だんじりと呼ばれる舟だんじりものの見事な造形美(大工仕事)で、太子町にある舟だんじりより奥行が短く、宝船のように舟縁が湾曲し、非常に美しい形状となっている。何と、シガミは相野さん~!枡合いには上段の唐獅子と下段に龍が彫られているが、龍...

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大阪城界隈 その2 御座船だんじり2

さて、この後面のシガミ前方の武内さんと同様に、後世に付け加えられたように思える。説明書きによれば、何と!、寛政年間...

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貝塚界隈 その1水間観音

ここは貝塚市にある水間寺、水間観音天保五年(1834年)の三重塔に一二支の蟇股があった。美しく彩色されていて北野天満宮や御香宮神社のを思い浮かべた。大根・米俵とねずみ竹に虎蒲公英と鶏経堂撞楼撞楼の獏鼻文化八年(1811年)再建の本堂彫の深い拝殿の獏鼻ちよっと、どこにリングを引っ掛けているの!!本堂両端の柱に獅子鼻この獅子鼻は、初目。さて、蟇股の彫物・・・、金網でみえないぞ!92年に訪れたときには、こ...

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貝塚界隈 その2

屋根瓦を葺き替え、本堂を修復されたお寺さんは多々あるが、ここの蟇股や木鼻の彫刻は、再利用されている。真成寺年代は不明だが、虫食いが激しくクリアーな樹脂などで表面を保護してもらいたい。ちよっとしたアクセントのある象鼻正満寺珀琳寺 (外塀から撮影)木鼻彫刻はなかったが、この降鶴仙人の蟇股常照寺大師堂 (嘉永二年 1849年)これも一応木彫!吉祥園寺これは、猫の置物

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生駒平群界隈 その1

ここは生駒山麓にある浄因寺久しぶりに見た獏鼻と龍菊の手挟何やら浪花の彫に間違いないが、彫師は不明。聞くところによれば、本堂は嘉永年間に再建されたような。平群町でよく目に付くこのキャラクターこの人物は、この地の武将‘島左近'...

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生駒平群界隈 その2 石仏と巨石信仰

ここは元山上と呼ばれる千光寺役行者が吉野大峰山で修験道を開く前に、この地で修行したという。山門をくぐるとまた、いました!左近くんが、その横には・・・、夫婦円満、子宝授与のお地蔵さんこの布袋さん風のお地蔵さん(夫婦円満)、前掛けを揚げれば、何とりっぱなモノが・・・、その隣の弁天さん風のかわいいお地蔵さん(子宝授与)、ああっ、秘所に五円玉が入れられ、何か痛そう!それにしても、御利益があるようで、しゃもじ...

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