ここは生駒山麓にある浄因寺
久しぶりに見た獏鼻と龍
菊の手挟
何やら浪花の彫に間違いないが、彫師は不明。
聞くところによれば、本堂は嘉永年間に再建されたような。
平群町でよく目に付くこのキャラクター
この人物は、この地の武将‘島左近' (左近くん)である。
島左近と言えば、もと筒井順慶の家来で、のちに石田三成に仕える武将。
ここは金勝寺、ここに茶々逆修と呼ばれる磨崖仏がある。
天正十四年(1586年)に生前供養として造られた。
「茶々」と彫られているので当初、秀吉の側室淀殿の方と考えられていたが、
この地出身の島左近の夫人も茶々と名乗っていたため、
どうやらこちらのほうが正しいかもしれない。
金勝寺から竜田川を少し下ったところに、
巨大な注連縄のような綱が現われる。
この綱を‘椣原の勧請綱'といい、
五穀豊穣、子孫繁栄などを願って、村の境界に張られている。
この地は龍神信仰もあって、あたかも龍のごとき形状の綱となり、
雄綱に雌綱を巻き付け、全長27m、太さ25cmの奈良県で一の大きさである。
またお逢いしました!
もう一人は、長屋くん
鳴川の民家
この懸魚は、漆喰製か木彫に色が塗ってあるのか、
どちらかなぁ?