宇治と言えば藤原頼通ゆかりのお寺、
平等院がある。
平等院鳳凰堂
近年の大修理により、新築のように甦った。
みなさんもご存知のように10円硬貨に描かれているあの建築物、
それが、この平等院鳳凰堂である。
鳳凰が翼を広げたようなお堂、阿弥陀堂なのでこう呼ばれている。
もちろん鳳凰は、屋根の上に鯱尾のごとく君臨する。
この鳳凰も1万円札の画に使用されている。
鳳翔館(宝物殿)には、この鳳凰の先代や阿弥陀堂の壁面に
懸けられていた‘雲中供養菩薩’が展示されている。
写真撮影できないのが残念だが、この仏像、
間近で観れば何とも言えない非常に素晴らしいお顔をしている。
鎌倉仏像彫刻の神髄と言うべき彫刻である。
合掌
さて、平等院で唯一の彫物がここにあった。
最勝院
玄関の蟇股
大書院の甍
宇治川
朝霧橋
宇治川と言えば、‘宇治川の先陣’
現在、改修のためその碑は見られませんが、
数十年前に撮った写真↓
手水舎の水出しには、龍の口から出る‘蛇口’が多くあるが、
ここでは、何とウサギさん!
宇治神社手水舎
ウサギさんとゆかりのある兎道雅郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)が
祀られているのであった。