ついに、ついに大発見!
小松源助
今までに社寺建築において
小松源蔵と思しき彫、
相野伊兵衛と思われる彫、
相野徳兵衛のような彫、
相野藤七に見える彫・・・と
幾つか発見してきたが、
小松源助に関して、2ヶ所を除いて
まったく見つけ出すことはできなかった。
有りそうでなかなか発見できない小松源助
だが今回、初めてそれに巡りあった。
山門から向こうに見えた本堂の蟇股。
この時点でほぼ感じたものがあった。
さほど大きくない本堂に彫られたものは…、
見ての通り、小松源助八代目の龍である。
ただ鳥よけの金網ではっきりと撮れないのがとても残念である。
これは、お地蔵さんのお導きかも・・・?
それはさておき、
小松源蔵時代の蟇股に比べ
だいぶダイナミックな彫となっている。
凛々と輝くガラス眼も健在
まさに源助の肢の爪
地車の車板に彫られた龍は、ほぼ四角の大きさだが、
これは、かっての‘シネラマ’のようなのワイド版の彫。
つづく・・・