$ 0 0 一期一会のごとく、出会った彫物がここにある。恐らく、懸魚として彫られたものに相違ないが、観るかぎり彫清さんの彫だ。たぶん、三代目と思われる。お猿さんのガラス眼を除いて欠けた部分が見当たらなく、ほぼ完ぺきな状態で、しかも非常に丁寧に彫られている。どうしてここにあるのかと聞き逃してしまい、残念であったが最近観たベストの彫である。