さて、中間点から最後の石段、残り172段。
ここから、傾斜がかなり急勾配となる。
もちろん手すりなど全くない!
後ろを振り返れば、
ごらんのように転げ落ちそうになる!
そして、
秀吉さんの墓に到着した。
阿弥陀ヶ峰の山頂 豊国廟
この写真では、五輪塔が小さく見えているが、
高さは何と約10メートルの巨大な石塔。
秀吉さん没後300年、明治三十年に再建されている。
それまで豊臣家滅亡の1615年以降、徳川幕府によりことごとく壊され、
参ることは禁止になり荒れ放題になっていた。
発掘調査において、粗末な甕に屈葬にて入れてあった。
秀吉さんのクラスになると、屈葬での埋葬とは考えられにくく、
また埋蔵品も盗掘されたかのように、高貴な価値あるものがなかったそうな。
ここは東山聖天の香雪院、天台宗派、尼さんのお寺である。
境内はごく狭いが、いろいろなものがある。
昭和二十年の空襲により、本堂やその他の堂宇は焼失し
それ以降の再建となる。
庫裏の象鼻
象の石像
石鳥居
石橋
本堂の獏鼻
そして本堂の蟇股、・・・?
本堂前の香炉、・・・?
これは最初、巾着の袋と思っていたが、
聖天さんにお供えする‘歓喜団’というお菓子なそうな。
そういえば、生駒の聖天さん宝山寺にもあったことを思い出した。
生駒聖天
弁天堂の天井画
撞楼
この龍の彫は、またすごい!