北野天満宮の拝殿・本殿は、国宝指定。
慶長十二年(1607年)、豊臣秀頼公により寄進された。
北野天満宮拝殿
拝殿中央、唐破風下の蟇股には、梅と・・・、
道真公のゆかりのある牛さん。
木鼻は獅子鼻
彩色されたカラフルな色調の仙人もの
黄仁覧
鐵拐仙人
囲碁をする賢人
黄初平
降鶴仙人
竹に虎
孔雀
龍
獏 オス?
獏 メス?
龍馬
麒麟
手挟
迦陵頻伽 (上) 鸞?(下)
天女 ?
桐に鳳凰?
彫物部分のみに多彩に彩色され、きらびやかな絢爛豪華な彫刻となっている。
神仏を交えた絵様は、天下泰平を願ったものか、
それにしても、いろいろな彫物が彫刻されているので、桃山後期の鑑賞として尽きることはない。
この彩色は慶長期よりも、もっと後に施されたものと思われる。
日光東照宮や二条城、西本願寺唐門の彩色されたものと類する仕様と考えてみたいのだが・・・。
つづく・・・、