ここ天理市上仁興町に磨崖仏がある。
まず、下仁興町入口に勧請綱が張られている。
今となっては古い風習だが、この民俗学的歴史価値のある
ことを後世に残しておきたいものである。
この下仁興町を東南方向に進んでいくと、上仁興町に到着する。
さらに奥に進むと田畑に出てくる。
この道を少し行くと分かれ道がある。
磨崖仏は左方におられた。
お地蔵さんと思えるが、この下にも苔むした石仏があった。
花が供えられていないことを見ると、
もう参るひともいなく、このまま忘れ去られていくのだろうか。
下仁興九頭神社の石仏