木津川市加茂町の当尾の里は石仏の宝庫である。
かってこの地には、南都仏教の影響を受けた
多くの草庵があったとされている。
ここ大門と呼ばれる地に巨大な磨崖仏がある。
杉木立の左下に何かが見える
目を凝らしてみる
近くまで行ってみると、
ご覧のように、巨石に大仏が彫られている。
大きさは約3メートルほどだが、
製作年代は、奈良後期から鎌倉期ともいわれ、
彫られている磨崖仏も阿弥陀さんか、お釈迦さんなのか
色々と諸説があってはっきりとしていない。
それにしても、ここを行き交う人々を見守ってきたのか
もう何百年も佇んている。