この季節ともなれば紅葉が見ごろとなる寺院の境内。
ここ現光寺においても紅葉が色づき始めている。
ここの本堂は火災により、文政二年(1819)に再建されている。
蟇股の龍から京彫のようである。
なお、ここの本堂にはすばらしい仏像があった。
火災からまぬがれ安置されていた鎌倉期の十一面観音坐像や
四天王像は現在、奈良国立博物館へ寄託されている。
ここは、先六月にも訪れた海住山寺
本堂の獏鼻 (明治17年) 京彫
本坊の庭園
休憩所にあった天保三年の湯釜
大井手におったネコ
天平十二年(740)に遷都され、わずか四年余りで廃都となった恭仁京址。
のちに壮大な山城国分寺が建てられ、元慶六年(882)に焼失し、その後衰退していった。
七重塔があったと言われ、集められた礎石群。
肢を少し引きずりながら、ひょこひょこと突然こっちに来たワンちゃん
首下に大きな傷痕、虐待されたか、事故か、それとも毛が抜けて病気なのか?
それにしても・・・、
これはワンちゃんではない!
尾の先がふさふさしている、コンちゃんのようだ!
近寄っていけば逃げるし、国分寺址で休憩している間に
どこかへ行ってしまった。
〔お元気で!〕