向日市にある向日神社
創建はかなり古く、養老二年(718)で、『日本書紀』が成立する二年前である。
大鳥居から境内までの参道が、200メートルはあろうかと
石畳が長く、桜の木で覆われている。
四月頃に訪れば、凄い光景に違いない。
拝殿
もともと、南向きで建てられていたのが、地震の影響?で
文政三年(1820)に東向きに建て替えられた。
木鼻や龍の彫から京都の彫師と思われる。
本殿は、覆屋内に囲まれているため、内部を伺えないが、
応永二十九年(1422)の建築だそうだ。
拝殿と幣殿とつながった権現造に似た様式は、
明治神宮のモデルとなっている。
本殿への渡り廊下
大きな絵馬