ここは、柏原市の地下町
一見、だんじりのように見えるが、実は・・・、
四方唐破風の太鼓台
おっと、これは三代目の彫清さん!
この獅噛は彫手が異なる。
破風下の彫物は、虹梁の彫も含めて三段式!
松の横にお猿さんが坐っていたり、
正成さんのようにもみえるが、物語がはっきりしない絵様。
木鼻は、唐獅子と牡丹の刳り抜き彫、
なかなか手の込んだ仕事である。
高欄には二十四考、
縁葛には、日清戦争?か。
「やられた~」
泥幕には牡丹に唐獅子
屋根角にも唐獅子が、
箱棟にもお猿さんがいた。
露盤上には、庚申のお猿さんが乗っている!
天蓋には龍
虹梁に珍しくスズメさんが彫られていた。
このスズメさん、どこかで観たような・・・、
そうそう大東市のだんじりにあるコレ。
さて、三代目彫清系統の獅噛を比べてみると、
後者の顔は面長になっているが、
形相から伝わってくるイメージはほぼ同じということが判る。
地下町 大阪市内の地車