ここは、地下町から少し上がったとこにある上町。
ここの太鼓台も四方唐破風の太鼓台。
地下町と比べ、一風変わった彫物が見られる。
上町
獅噛を見れば、またまた彫清さん!
破風下は一枚の車板、
物語は‘天岩戸’。
天照さんがあまりベッピンでなく、お公家さんように見える。
高欄には唐獅子、縁葛には賤ケ岳の合戦?
屋根の上には、
箱棟ならぬ4匹の龍
露盤上には、宝珠ならぬ‘金の珠’。
この地からの眺め、白い塔はPLの塔。
また、泥幕の彫物図柄は、‘お馬の世話’。
車板同様に、他にないユニークな彫で、
彫清(二代目)の特徴か?
彫清さんで見られる、岩越しの唐獅子。
この獅噛は、二代目の彫清さんの彫。
二代目とするのは、いささか不安があるが、
三代目が明治三十年~、二代目は明治三十五年くらいまで活躍したので、
小松と同様に重なっているところがあると考えられる。
上町 大東市の某地車
こちらは、地下町の子供用だんじり
光徳寺の蓮