社寺仏閣などの正面に、装飾彫刻されることは多々あるが、
蟇股風ではなく、四角四面の彫刻、
間口が一間ないし二間の非常に大きい欄間が施されることがある。
東瓜破天神社
ここは、本殿前の拝殿正面、
割拝殿と呼ばれる入口上部につけられている。
西瓜破天神社
鷹合神社
阿麻美許曾神社
中臣須牟地神社
止々呂支比売命神神社絵馬舎?
湯里住吉神社
阿保神社
樟本神社
以上の彫物は‘雲龍’の彫刻、
以下に、‘松に鶴’に‘唐獅子’などのところもある。
楯原神社
由義神社
製作年代は、ほぼ江戸末期から明治期のもの。
このような特大の欄間彫刻は、
この近辺一帯、つまり大和川沿いをほぼ南北に隔てて存在していることに
興味深く、一時の流行りの建築装飾と言ってしまえばそれで終りだが、
このような特大の欄間彫刻の謎に迫りたい?!。