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Channel: 彫物名鑑 小松堂
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奈良界隈 ~相野・小松さん その6

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ここの蒲団太鼓は、ちよっと荒彫。
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(門外)
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いよいよ、お宮さんへ宮入り。
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‘よっこらせ’
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小型の太鼓でも、担いで移動するのはたいへん。
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池のほとりのお地蔵さんも微笑んでいました。
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池を周りを廻って、ようやくの宮入でした。
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ここの太鼓は簡素ながら、そこにあった彫物は・・・、
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(大安寺)
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何となんと、その彫は‘相野’さん・・・。
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この唐獅子も、お顔が欠落して残念だが、相野さんの獅子ポーズだ。

ここの太鼓は、大和型。
いつものと屋根の形が違うタイプ、
大宇陀方面に多い形である。
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(番条)
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下から見上げると、りっぱな社殿と見間違えるこの美しさ!。
彫物はと言うと・・・、
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これはこれは、‘小松’さん!
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ここの蒲団太鼓には・・・、
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(柏木)
なぬ、
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おっ、‘源蔵さんがいました、
だが、しかし、
その上の獅子は・・・、
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こちらは‘相野’さん、それも藤七彫!
他に何かないかと探してみたが、
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こちらは、小松さんかどうか不明、初めて観る彫だ。
他面は、
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ここに、それらしきものがありました。
この獏鼻は‘藤七彫’?か・・・。
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ここの蒲団太鼓、昭和八年の銘板あり、
聞くところによれば、屋根型から蒲団に改造されたようである。
旧彫物の再利用で、三名あたりの彫師が入っていると考えられる。



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