『彫清』の中で‘三代目彫清’と書かれたものは、まだ発見されていない。
‘四代目・・・’と書かれたものは、ほぼ明治末期から大正期のもの、
その年代からさかのぼること、明治三十年代半ばにして、『彫清』の彫が多く存在する。
以下、紹介するものは、ほぼ、‘三代目彫清’と推測される。
このだんじりは、‘三代目彫清’の最高作と考えられる。
(氷野)
やや丸顔のシガミだが、神戸のだんじりにもこの顔がある。
(五毛)
獅子を比べれば、
(氷野)
顔が少し違うが、尾の流れやポーズは同じである。
こちらは、小川の太鼓台のシガミ。
(小川 東吉野)
(氷野)
(小川 箱棟)
(氷野 泥幕)
氷野の獏鼻
(氷野)
田島の獏鼻
(田島)
まだまだあると思うが、三代目はこの辺で・・・。
つづく・・・。