奈良市忍辱山町から柳生街道には、
めずらしい磨崖仏や石仏が点在している。
ここ忍辱山町から東南方向に下ったところ、白砂川沿いに
上出阿弥陀磨崖仏がある。
白砂川
白砂川の橋を渡り、突き当りを南方向に約300メートルほど行ったところの
大きな岩肌に、それは彫られている。
来迎印をもつほぼ1メートルくらいの大きさの阿弥陀仏。
周りを方型にくぼめ肉厚に彫られている。
鎌倉末期の作とされている。
かっての誓多林町から柳生へ、夜支布山口神社に通じる街道。
今では通行する人はいなく、農耕用のトラクタのみ
なおこの先、南方向への道は、途中に竹藪が茂っていて
通り抜けが出来なくなっている。
忍辱山墓地の六地蔵