長岡京市の南西方向、大阪府のほぼ境界に近いところに
楊谷寺(柳谷観音)がある。
毎月17日は、縁日なので参拝客が多く訪れる。
山門をくぐると、左に手水舎がある。
その手水舎に興味深い彫物が・・・、
うむ、これは小松風の龍、
その横面には、
鳳凰
次の面には、
虎
となれば、次の面にはおのずから、
玄武。
木鼻には波頭
小松風
施主さんの名前が刻まれている梁に
大工棟梁と手伝い方の銘があった。
年代らしき刻銘
明治24年・・・、うむ
四面の内、この虎はなかなかいい顔をしておった。
手水舎の水口
明治2年の手水鉢を支える力神
本堂
弘化二年(1845)の再建(修復?)
この獏鼻は京彫
金網でよく見えないが、奇怪な神獣。
左 鳳凰の頭を持つ神獣
右 麒麟に翼がある神獣
どこやらで見たことのあるような、
そうそう、瀧尾神社を思い出した。
瀧尾神社
瀧尾神社
本堂の香炉
その縁には・・・、
十二支の細工があった。