大山崎は、ウイスキーとビール工場で有名だが、
秀吉さんと光秀さんの山崎合戦の地でもある。
ここのお宮さんの創建は、718年に遡る。
小倉神社
手水舎には、大きな龍口から水を注いでいた。
この青銅の龍は立派なもので、対方向の子龍からも注いでいる。
本殿裏には、地磁気の強いパワースポットがあると聞いたが、
工事中にて入ることができなかった。
本殿
これまた珍しい、亀さんの手水口
参道横には比較的最近のものだが、十二支の石造が祀られている。
都会では、あまり見ることのないアオジ
円明寺の楼門
さて、この第一の鳥居とJRの高架を潜ると
二百段あまりの石段がある。
山崎聖天(観音寺)
第二の鳥居を潜っても、まだまだ、
仁王門を過ぎたころにようやく境内に到着する。
広々とした境内には、本堂、庫裏、聖天堂などがあるが、
禁門の変(1864年)により焼失する。
本堂 (明治23年以降の再建)
本堂の彫刻
灯籠 (元禄十年製 1697年)
大坂の豪商、住友家が寄進したこの銅製の灯籠には、
台座に聖天の象徴の象をあしらい、龍、その上に蓮座、法輪、
獅噛、
さらに、密教法具の羯磨(かつま)が施されている。
天女の造形も見事である。
聖天堂の南方にある光明殿
戦火を免れたのか、この象鼻は明治期以前のものである。
聖天堂
拝殿上には、鶴と珍しい兎さんが彫られている。
餅つき?
?