ここのだんじりには、四団体の彫師一門の彫が見られる。
市東
正面獅噛と懸魚、桁隠しは数十年前、修復のために彫ったもの。
しかし、車板をみれば・・・、
おっ、源蔵さんの龍ではないか!
他の部分をみても小松と言えるのは、この龍の彫のみ。
下高欄、土呂幕を観ると、
う~ん、人物ものは彫又さんのよう。
後面の獅噛を見れば、
うわぉ~、これは徳兵衛さんだ!
枡合に目をやると、ここにも・・・、
徳兵衛さんが・・・。
箱棟の龍、後面の懸魚や木鼻は徳兵衛さんとは言えないが、
相野さんのようか?
この高欄合は、相野さんのシチュエーション。
ただ、後車板の唐獅子は、
ちよっと、相野さんかどうか何とも言えない。
おまけ
旧刺繍幕(市東)
この幕を見れば、いかに昔の技術がすぐれているかがわかる。