彫物師 中川一門との出会いは、今から二十数年前、
日もとっくに暮れたころ、この彫物から始まった。
「中川佐助尉」とは、・・・・?
有間神社 寛政八年 (1796年)
つづいて出会ったのは、
この寺、応其寺の山門
これらの彫物(唐獅子群)を見れば、相野藤七の構図によく似ている。
相野藤七は、中川一門で修行をしたのかは定かではないが、
何らかの関係があったのでは?とも考えてみたくなる。
ただこの山門には、中川とは別格の彫師が担当したと思われる彫物が付いている。
それにしても中川の彫は、だんじりでは見られていない。
河内長野の研究家T氏によれぱ、
「中川は、だんじり類を彫っていない」という。
つづく・・・、