槙尾山施福寺の本堂
本堂向拝に巨大なる龍!
これは私の観た中で10指に入る超出来栄えの‘龍’。
この龍、随分まえに写真にて伺ったことがあるが、
このときは、「彫又」さんだと確信していた・・・が、
何のその、「彫又」のイメージが全くなく、どの彫物師が推測できない?!
こまった、こまった?
本堂 獏鼻
牡丹の手挟
浪花の彫物師に違いないが、
弘化二年(1845年)の山火事により本堂を焼失し、その後
安政年間に再建されたそうな。
彫物は、ここだけではない、
西側向拝にも彫物が…、
象鼻
蟇股の巨大な‘虎’
明らかに本堂正面の彫物と彫師が異なる。
この虎の裏面には、
お猿さんが巻物を広げている。
何やら、銘のようなものが・・・、
ちよっとこの角度では読みづらいが、
「寄付・・・・」の文字が読める。
恐らく寄進した人の名前であろうか?
まだまだ本堂内にも、とてつもない龍がいた。
本堂内では撮影禁止なので、失礼ながら外側からシャッターを、
龍頭?
鬼、あまのじゃく?
:慶應元年の絵馬
彫工 竹蔵 (西川竹蔵?)
本堂鬼瓦
明治43年の鋳造灯籠の馬
本堂裏にいたネコ!
なかなか綺麗なネコで顔写真入りのペンダントをしていた。
参道口近くの巨大な滝 (満願滝)
参道口のおみやげ屋さん
手前の道をみれば、いかに急勾配かとわかる。
満願寺の龍
おまけ
泉井上神社の文化五年の狛犬 (1808年)
泉井上神社社務所の大きな鳳凰
(彫物はこれのみ)