斑鳩からは少し離れているが、
ここのお寺さんに
素晴らしい彫物と出逢った。
善照寺
鐘楼
向え唐獅子
龍
竹に虎
少々うつ向きすぎの獅子鼻
彫物師不明だが、味のある風合い作。
次に、山門の彫物!
グー、
あたかも‘お年玉’を頂いたような
私好みの雲龍。
内面には、
おっ、おっ、おっ、・・・と目からウロコの彫!。
これを観るなり、相野さんか小松さん?と思ったが、
でも、私の彫物センサーが全く反応しなかった。
横にある木鼻を見れば、
うぎゅ、
えっ、これは相野さんでも小松さんでもないぞ。
ハイハイ、
これは‘服部’さんのほうだ!
もう一度、表の雲龍を見に行った。
納得、納得・・・。
続いて、本堂。
本堂
蟇股にまたもや珍しい彫物が、
波に犀
象鼻
眼には、銅板がはめてある。
聞くところによると、本堂は再建されたような。
それにしても、文化文政期は下るものであろう。
調べによると、安永五年(1776年)の修復。
住職さんのご厚意により内陣を見せて戴いた。
極彩色に彩られた内陣の欄間。
上の蟇股には鶴、
下部欄間には菊?の彫刻。
極!!
つづく・・・、