参道を上ると大きな石鳥居の両脇に、
これもまた、ひときわ大きな灯籠がある。
細部は非常に細かく細工されているが、
彫物らしきものと言えば、この獅子鼻のみ。
しかし、ここに銘があった。
そもそも、この銘は私が発見したわけでもなく、
数年前、堺市在住の社寺装飾彫刻調査研究を行っておられる
Sさんの発見調査によるもの。
よくまた、この灯籠の銘を見つけ出したことには、
脱帽のひとこと。
「大正15年 建之」とある。
惣門(山門)の彫物
宝山寺、唯一の獏鼻
桁隠しの鶴
今年の大絵馬の丙の申
宝山寺の彫物と言えば、
ここの水屋の彫刻。
なんとここに、「彫清」さんがいた。
つづく・・・