Quantcast
Channel: 彫物名鑑 小松堂
Viewing all articles
Browse latest Browse all 446

奈良市界隈   ~東大寺にいた小松源蔵

$
0
0
東大寺と言えば、
徳兵衛さん(相野徳兵衛直信)がよく知られているが、
東大寺に小松源蔵さんがいた。

東大寺から少し離れるところ、
石段を登りつめると、東大寺塔頭知足院本堂がある。
イメージ 1
この段階で、蟇股の彫刻を観るやいなや
私の胸が躍った!

イメージ 2

蟇股に彫られていた龍は、まさしく源蔵さんに違いない!
こんなところに源蔵さんがいたとは・・・!
イメージ 3

木鼻の彫といえば・・・、
イメージ 4

イメージ 5
なぜ、こうなるのかわからない?!
・・・なんでそうなるの?・・・
このように蟇股と木鼻が、異なる彫になることは他に何件かあるが、
どいう理由があるのだろうか?

本堂再建は、文久三年(1863年)とある。
イメージ 6

最近、発見した源蔵さんと比較すれば、
イメージ 7
松寶寺 交野  嘉永五年(1852年)

イメージ 8
湊浦 伊方町 明治初年?

イメージ 9
東大寺塔頭 知足院 本堂
(本尊 地蔵菩薩立像で有名)

おまけ
東大寺塔頭 中性院の鬼瓦
イメージ 10

イメージ 14

中性院の土塀
イメージ 11

途中、こういう張り紙(プレート)があった!
イメージ 12

イメージ 15

イメージ 13
水路を見れば、何匹かのサワガニさんがいた。
大切にしましょう!



Viewing all articles
Browse latest Browse all 446

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>